展示室から外に出ると,工人さんが実際にこけしづくりをしている工房がいくつもありました。そこで,4名の工人さんに実演を見せていただきました。
初めて見る「地挽」の作業に感嘆が漏れます。可愛いクリームソーダ型のこけしもありました。この工人さんの発案だそうです。
2人目の工人さんは若い女性の工人さん。関東から来ているそうです。ここでは,ろくろで回っている木に絵付けをさせてもらいました。出来上がったのはなんと駒!!目の前でできていく様子に感動しましたね。
さて,最後の工人さんはご夫婦でした。疫病退散のアマビエこけしの考案者です。
あっという間の1時間でした。白石市の伝統工芸としての「弥治郎こけし」。その歴史と奥深さに感動しました。みんなも大満足だったようで,「楽しかった。」「もっといたい。」と口々に言っていました。工人さんの説明を聞いたことで,さらに深い学びになったと思います。まさに,プロフェッショナルの力です。